大学編入を目指す高専生にとって、参考書選びは合否を左右するほど重要です。編入学における入試問題は数学や物理、専門科目など大学によって様々なので、参考書選びはなかなか難しいですよね。そこで今回の記事では、比較的多くの大学の編入試験で必要とされる物理系科目(力学、熱、波動、電磁気)のおすすめ参考書を紹介します。筆者は神戸大学と大阪大学の工学部に合格しており、その経験とオンライン個別指導塾「高専テクノゼミ」の高専卒旧帝大生を中心とする講師陣のアンケートをもとに厳選しました!数学とTOEICに関しては以下の記事でおススメの参考書を紹介しているので気になった方はチェックしてください!➡️【高専生向け!大学編入のためのおススメ参考書と正しい使い方(数学,TOEIC 編)】※編入試験の参考書は本屋さんに売っていることが少ないのでamazonやメルカリなどのネット通販で購入することをおススメします。【✨限定特典アリ✨】 \ 編入の悩み、LINEで気軽に無料相談できます /志望校選びに迷っている勉強の進め方がわからない編入学の相談に強い人に相談してみたいそんなあなたに、弊塾の編入コンシェルジュがLINEで直接アドバイス!✅ 30分のカジュアル面談OK✅ 無料ウェビナーの案内あり✅ 登録者限定特典あり🔥【今すぐLINEで無料相談👇】または ➡️ [LINE友達追加リンク]【💬公式LINE初回サンプル】【✨限定特典はオリジナル大学編入ガイドです!】編入試験に参考書は必須高専から大学に編入する場合、主なルートは以下の2つです。推薦入試(書類+面接+TOEICなど)一般編入試験(学力試験+面接+TOEICなど)一般の編入試験では、参考書による基礎固めが必須です。推薦の場合参考書は必要ないと思う人もいるかもしれませんが、推薦の編入試験では落ちた時のために一般の勉強をしておくことが絶対に必要です。つまり編入試験を受ける人は全員、もれなく参考書が必要になります。参考書選びのコツ一番大事なのは自分の目的とレベルに合った参考書を見つけることです。基礎に自信のない方は、概念の説明に重きを置いた参考書で理解を深めるのが良いでしょう。基礎が身についた後は、演習をたくさん繰り返して実践的な力を身に着けることを意識してください。現在の自分の学力や志望校のレベル、残された勉強時間などを考慮して最適な参考書を選ぶことが、編入試験を成功に導くカギとなります。それでは科目別におススメの参考書を紹介していきます!参考書選びや志望校の決め方、勉強方法などで悩んでいたら、高専テクノゼミの無料相談をぜひご利用ください。➡️【高専テクノゼミ ホームページ】LINEで無料相談を受けることもできます!➡️ [LINE友達追加リンク]力学のおすすめ参考書・問題集物理のエッセンス 力学・波動 五訂版基礎の復習にちょうどいい高校物理の超定番の参考書ですが、編入試験にも十分に役に立ちます。アンケートの結果では、難関大を目指す高専生でも多くの人が使用していました。最初の一冊には最適だと思いますが、これだけではなく他の参考書・問題集にも取り組みましょう。大学生の初等力学 改訂版丁寧な解説付きの演習問題が豊富に載っているためすべての層の学生におすすめできる一冊です。過去の編入試験や院試試の過去問(早稲田大学や神戸大学など)も載っています。基礎的なことをすべて網羅しつつ、適度に難しい問題もあるので非常にバランスが良く取り組みやすい問題集です。ちなみに僕が受験した神戸大学工学部の力学はこの一冊を完璧にすることで十分に対応することができました。力学キャンパス・ゼミ 改訂6やっぱりマセマシリーズは間違いないと思います。演習問題も載っていますが、イメージに重きを置いた解説が豊富な参考書です。分からないところや理解が浅い内容の補助として使うことをおすすめします。演習をこなしたい方は同じシリーズの「演習 力学キャンパス・ゼミ 改訂5」もあるので問題集として同時に進めていくのもありだと思います。(上級者向け)演習力学 新訂版上記の問題集で物足りないと感じた場合はこの問題集を取り組んでみてください。様々な問題を網羅しており、解説も比較的丁寧です。難易度が少し上がり、旧帝大などの難関大学にも対応できるレベルです。実力試しにもちょうどいいと思います。熱力学・波動のおすすめ参考書・問題集熱力学・波動に関しては演習問題の種類が比較的少ないことと、出題する大学も少ないことから過去問を積極的に使う学習の方が適していると考えられます。しかし基礎を身に着けるために、一冊くらいは参考書があった方がいいと思うので紹介します!熱力学キャンパス・ゼミ 改訂7他の科目のマセマシリーズと同様に、イメージに重きを置いた、概念を理解しやすい参考書です。問題集と併用して補助教材として使うのが適していると思います。演習 熱力学キャンパス・ゼミ 改訂2先ほどの参考書と併用してこの問題集を使うと効率よく勉強が進められるでしょう。難易度も標準的であり、解説も丁寧なのですべての学生におすすめできます。振動・波動キャンパス・ゼミ 改訂2波動は電磁気や力学に比べ演習問題の範囲が限られているので、このマセマシリーズの参考書一冊を取り組むことで十分な理解が得られると考えられます。図を用いた解説が丁寧で、イメージしづらい波動も理解しやすくなるでしょう。演習 振動・波動キャンパス・ゼミ 上記の参考書だけでは心配な方はこちらの問題集に手を付けてみてください。標準的な難易度で、問題数も多く解説が丁寧な点がおすすめです。名門の森 物理 力学・熱・波動1こちらは力学・熱・波動の難関大学入試用の高校物理の問題集ですが、高校物理の演習問題も編入試験には大きく役立つので問題ありません。アンケートでも多くの編入受験者が物理対策に使っていたという結果が出ています。難関大を目指す学生はぜひ取り組んでみてください。電磁気のおすすめ参考書・問題集大学生の電磁気学力学の時と同様に丁寧な解説と基礎から応用までを網羅した豊富な問題数、編入試験の過去問などにより非常にスタンダードでバランスの良い一冊です。他の問題集に比べ難易度はそこまで高くなくすべての学生にとって取り組みやすいです。電磁気学キャンパス・ゼミ 改訂11やはりマセマシリーズは定番です。イメージに重きを置いた解説で、概念の理解がとてもしやすいです。問題集とは別に一冊持っておくと、効率よく勉強を進められると思います。電磁気学演習 第3版比較的難易度高めですがそれでも広い層の学生にとって取り組みやすい範囲だと思います。内容のまとめからの例題、演習問題という流れで勉強しやすかったです。ちなみに僕はこの一冊を完璧にすることで大阪大学工学部の電子情報工学科の電磁気に十分に対応することができました。大々的に紹介はしませんがさらに難しい演習を望むなら「詳解 電磁気学演習」を取り組んでみてください。難易度が高いのと問題数の圧倒的な量により、問題を選んで取り組む必要がありますが、本当にすべてを網羅しています。個人的には、この問題集の内容をすべて理解するのは非常に厳しく、編入試験ではそこまで求められないと考えています。僕は途中で心が折れて断念したので、「電磁気学演習 第3版」に乗り換えました。参考書・問題集の効果的な使い方1. まず全体を見渡す新しい参考書を買ったら、最初から細かく読み進めるのではなく、まず「目次」を確認しましょう。自分はどのような内容を勉強しなければならないのか、どの単元が試験に直結しているのかなどを把握することで、効率的な学習計画を立てやすくなります。2. 例題で理解する編入試験の参考書は解説が丁寧に書かれているものが多いですが、ただ読んで理解したつもりになるのは危険です。必ず「例題」を解き、自分で答えを導き出すプロセスを経験してください。読んだ後に手を動かすことで、初めて知識が定着します。アウトプットをすることは本当に大事です!!3. 演習をこなして実践力を身に着ける例題で学んだ内容を、そのまま練習問題で再現できるか確認しましょう。スムーズに解ければ定着している証拠ですが、手が止まるならまだ理解が浅いということです。間違えた箇所には印を付け、繰り返し復習することが大切です。そして応用問題をたくさん解いてください。初見で解けることが理想ですがやっぱり難しいです。いろいろなパターンの問題を解いておくことで「見たことある」という状態にしておくこが結局は最も効率が良く間違いない方法です。4. 参考書と問題集は「1冊をやり込む」複数の参考書に手を出すのは安心感がありますが、結果的にどれも中途半端に終わってしまいがちです。まずは自分に合った1冊を決め、それを徹底的に繰り返しましょう。参考書は「解いた問題数」よりも「理解して使えるようになった問題数」が重要です。実際に僕は数学は2冊、専門科目は各科目1冊に集中して勉強して、かなり愛着が湧くレベルまでやりこみました。内容が理解できないときの対処法どんなに丁寧に書かれた参考書でも、必ず「意味がわからない」「式変形が理解できない」といった場面はよく出てきます。そんなときの対応次第で、その後の理解に大きな差がつきます。・別の参考書を使ってみる同じ分野でも、参考書ごとに説明の仕方は異なります。難解な文章に固執するのではなく、別の視点からの説明を探すのが効果的です。・インターネットを活用する最近では、YouTubeや各種教育系サイトで編入試験対策の解説動画が多数公開されています。有名ですが、「ヨビノリ」さんは全編入試験受験者の味方といっても過言ではないです。周りの編入生に聞いても、みんなお世話になっていたみたいです。・高専生専門の塾に相談する高専で過ごしていたら忘れてしまいがちですが、高専から編入できるような大学に高効から行こうと思ったら塾や予備校に行くのは普通のことです。そして大学編入においても専用の塾が存在します。特に編入試験は、普通の入試に比べてマイナーであるため、次のような点で苦労します。● 自分がどの大学を目指せるレベルかわからない● 過去問の解答が出版されておらず勉強しづらい● 適切な勉強時間や勉強法が分からないこのような情報が少ないという編入試験の特性ゆえに、塾を利用することで周りの受験生に比べてかなり有利な状況になります。例えば、高専テクノゼミでは高専卒旧帝大生を中心とした講師陣による、オンラインでのマンツーマンの授業を提供しています。日々の勉強のアドバイスから編入試験の過去問の解説まで、ありとあらゆるサポートが受けられるので、編入試験を有利に進められます。✨【高専テクノゼミ 定期試験対策】✨【高専テクノゼミ 大学編入対策】個別指導がベースの高専テクノゼミですが、過去問をもとにしたオリジナル問題集による数学特化型集団授業を9月から開講します!!各大学の編入試験のデータベースをもとに、難関大所属の高専卒講師陣による学習指導を提供しています。興味のある方は是非チェックしてください!!➡️9月開講 大学編入 数学特化集団授業【✨限定特典アリ✨】 \ 編入の悩み、LINEで気軽に無料相談できます /志望校選びに迷っている勉強の進め方がわからない編入学の相談に強い人に相談してみたいそんなあなたに、弊塾の編入コンシェルジュがLINEで直接アドバイス!✅ 30分のカジュアル面談OK✅ 無料ウェビナーの案内あり✅ 登録者限定特典あり🔥【今すぐLINEで無料相談👇】または ➡️ [LINE友達追加リンク]【💬公式LINE初回サンプル】【✨限定特典はオリジナル大学編入ガイドです!】まとめ高専からの大学編入は参考書選びに苦労します。自分の目的とレベルにあった最適な参考書を見つけて効率よく編入試験を突破しましょう!その際には以下の点を意識してくださいまず全体を読み通す例題で理解と知識を定着させる演習をこなしてパターンを覚えるそして一人の勉強に限界を感じた時には塾の利用を検討してみてください。編入試験の勉強を導いてくれる存在がいることはかなり心強いです。高専生が持つポテンシャルを存分に活かしましょう!最後まで読んでくれてありがとうございます。