はじめにこんにちは!高専テクノゼミの藤本です!8月21日(水)にキックオフした実践教育プログラム都市に続き、8月26日(月)に、実践教育プログラムAIが始まりました!実践教育AIは、2024年春の実践教育での参加学生さんやイベントに来ていただいた企業さんからの大変な好評をいただき、第二回目の開催となります!!実践教育都市のキックオフの記事はこちら今年の夏の参加学生の情報は下記の通りです。AIという親しみやすいテーマということもあり、非常に多様な専攻や学年の学生さんが参加してくださいました。全国の高専・大学から、「学校でAIを学ばないからぜひ勉強したい!!」という熱意溢れる学生さんが集まってくれました。高専・大学名学年専攻東京高専高専本科1年生※配属前小山高専高専本科2年生機械工学関係茨城高専高専本科3年生電気・電子工学関係富山高専高専本科3年生電気・電子工学関係都立高専(品川)高専本科3年生情報工学関係大島商船高専本科3年生情報工学関係小山高専高専本科4年生電気・電子工学関係大島商船高専本科5年生商船学科徳山高専高専本科5年生電気・電子工学関係, 情報工学関係徳山高専高専本科5年生電気・電子工学関係, 情報工学関係徳山高専高専本科5年生電気・電子工学関係, 情報工学関係徳山高専高専本科5年生電気・電子工学関係, 情報工学関係東京大学修士1年生情報工学関係広島大学修士1年生土木工学関係また、実践教育AIでメンターを務めるのは、久留米高専卒、九州大学修士課程2年生の斉藤さんと、徳山高専卒、九州大学修士課程2年生の松本さんです。お二人とも大学院でAIを専門に研究している専門家で、今回の実践教育プログラムの企画や技術的なメンタリングを行なっています!さてさて、早速ですが実践教育AIの内容を少しだけ、お見せします!画像認識ってどうやるの???%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fdocs.google.com%2Fpresentation%2Fd%2F1d_1yFVXy3PzGEZ3IvoyW2TGv_WvnhD5IEff5pjA62UU%2Fembed%3Fstart%3Dfalse%26amp%3Bloop%3Dfalse%26amp%3Bdelayms%3D15000%22%20frameborder%3D%220%22%20width%3D%221123%22%20height%3D%22823%22%20allowfullscreen%3D%22true%22%20mozallowfullscreen%3D%22true%22%20webkitallowfullscreen%3D%22true%22%3E%3C%2Fiframe%3E自動運転や顔認証システムなど、身近のあらゆるところで使われている画像認識ですが、コンピューターではどのように処理されているのでしょうか。 ”目”を持っている人間にとって、物の識別は容易ですが、”データ”しか扱えないコンピュータにとっては、物の認識というのはとても難しいことです。(例えばハンバーガーの写真も、カエルの写真も、コンピューターにとってはただの”データ”に過ぎないのです)そこで、今回は「コンピュータはどのように画像認識を行なっていくのか」の概要をお伝えしました。講義の中で、学生さんが一番驚いていたのは、コンピューターの中での画像の表現の方法でした。なんと、コンピューターは画像をピクセル単位に分解して、各ピクセルの値を集め “ベクトル” として扱います。例えば7ピクセル*7ピクセルのドット絵は、49次元のベクトルで表現されるようです・・・!ベクトルとは線形代数の授業で、通常高専2年生〜3年生で習う概念です。このベクトル、というのを数学的知識を駆使して操作していくこと、これが画像認識なんですね!また、最近ChatGPTでAIに興味を持っている学生さんが多いことから、ChatGPTを理解する上で欠かせない「自然言語処理」も、簡単に学びました。プログラム全体での目標今回お話しした、画像認識の概要をもとに、これから1ヶ月かけてこの画像認識ができるようになるために、学生さんはトレーニングをしていきます。そして1ヶ月間でプログラミング能力を鍛えた後に、最後はお題をもとに自分でAIのモデルを作ってもらい、コンペティションを行います。(東京会場で実施)実践教育プログラムは、いつもAIを使っている学生さんだけでなく、pythonも初めて触る方もたくさん参加されています。実践教育AIのコンペティションでは、「ただAIのモデルの精度の良し悪し」だけで評価するのではなく、この1ヶ月でどのくらい成長したか、どのくらい努力したか、どのくらい創意工夫があるかというところを含めて、評価・表彰を行います。前回の実践教育AIでも、1ヶ月で一番成長した賞に高専1年生が選ばれていました🎉AIは私たちの生活や仕事の一部として、既にあらゆるところで活用されていきます。ChatGPTが非エンジニア職の仕事に普及したように、今後は職種問わず、専門問わず、AIは”基礎能力”として求められる時代が近いでしょう。今回の実践教育はまさに、情報系の学生だけでなく、機械系、土木系、電気系、建築系の学生も参加されており、まさに領域を超えてAIの興味が広がっていることを感じます。さらに、この実践教育プログラムを介して、学年を超えて、高専を超えて、大学生も含め全国のアクティブな学生が交流することで、初回キックオフは大盛り上がり。大成功でした!これから1ヶ月の成長が楽しみです!!!最後に%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fdocs.google.com%2Fpresentation%2Fd%2F1WcgdSPhijRCZGZVrBMuVeJXlvn-vh7hi1AzVSS3lh6M%2Fembed%3Fstart%3Dfalse%26amp%3Bloop%3Dfalse%26amp%3Bdelayms%3D3000%22%20frameborder%3D%220%22%20width%3D%221123%22%20height%3D%22823%22%20allowfullscreen%3D%22true%22%20mozallowfullscreen%3D%22true%22%20webkitallowfullscreen%3D%22true%22%3E%3C%2Fiframe%3E過去に徳山高専さんの文科省補正予算に採択していただき2回ほど行ったこのプログラムでは、全国から参加学生がオンラインで集まり、特定のテーマについて1ヶ月ほど取り組みます。最後には東京にご招待をさせていただき成果発表イベントを行なうのですが、前回の交流イベントでは、いつも我々をご支援してくださっているアルバクロスの鈴木さま、都筑さま、ザイマックスデジタルの有地さま、Toyota Connectedの宮本さま、東京大学の吉村先生が参加され、学生のアウトプットに対してご意見を頂きました。また、文科省補正予算が終了した中で、協賛企業様のご支援を頂き今回のプログラムが開催できました!今回のプログラムを経て更にワクワクするイベントにしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!今回は9/25(水)に下記会場で発表イベントを行ないますので、興味のある方はぜひぜひ遊びに来てくださいね〜。%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d6742.8766015315405!2d139.75941547579257!3d35.68607312970802!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x60188c087b2ccfdd%253A0x705028fd0454efa2!2s3%25C3%25973%2520Lab%2520Future!5e1!3m2!1sja!2sjp!4v1724387076286!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E3×3 Lab Future 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1−2 大手門タワー・ENEOSビル 1階9/25(水)11:00-13:00 学生/企業合流 ケータリングあり 13:00 - 15:00 AI実践教育の発表/講評 15:00 -16:00 実践教育都市の発表/講評 アドバイザー/協賛企業様講評 17:00 クロージング※発表イベントは学生と企業様がインタラクティブにコミュニケーションを取りながら行いますので、 ご都合の良いタイミングでの途中参加も可能です。当日の参加申し込みはこちら%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fdocs.google.com%2Fforms%2Fd%2Fe%2F1FAIpQLSdU64EiqMhmqre1IPFUUWa9XC8yS_PQQHrvEtwYE2XrNC1EQA%2Fviewform%3Fembedded%3Dtrue%22%20width%3D%22640%22%20height%3D%221163%22%20frameborder%3D%220%22%20marginheight%3D%220%22%20marginwidth%3D%220%22%3E%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E2%80%A6%3C%2Fiframe%3E今回の協賛企業様(五十音順)株式会社ザイマックスデジタル様株式会社プロネクサス様三菱地所株式会社様