現在、高専卒業生の約4割が他大学または専攻科に進学し、残りの6割が就職という進路を選択しています。進学、就職どちらも非常に魅力的な進路であり迷っている高専生も多いと思います。そして現在大阪大学に通っている筆者も、高専4年の秋ごろのギリギリまで進路を決められなかったうちの一人です。本記事では就職と進学のメリットとデメリットや、迷ったらどちらを選ぶべきかについても述べています。進路選択にぜひ活用してください!【✨限定特典アリ✨】 \ 編入の悩み、LINEで気軽に無料相談できます /志望校選びに迷っている勉強の進め方がわからない編入学の相談に強い人に相談してみたいそんなあなたに、弊塾の編入コンシェルジュがLINEで直接アドバイス!✅ 30分のカジュアル面談OK✅ 無料ウェビナーの案内あり✅ 登録者限定特典あり🔥【今すぐLINEで無料相談👇】または ➡️ [LINE友達追加リンク]【💬公式LINE初回サンプル】【✨限定特典はオリジナル大学編入ガイドです!】高専生の進路状況高専生は専門的な知識と技術を学び、実践的なエンジニアとして社会で活躍できるよう育成されます。5年間の教育を終えると、進路は大きく二つに分かれます。一つは就職、もう一つは大学への編入学です。求人の数の多さと高い就職率により、安定した大手メーカーに入社できるケースが多いのが高専の魅力です。一方で、より高度な学びや研究を目指して工学部や理学部への大学編入を考える学生も一定数います。特に近年は、キャリアの幅を広げたい、将来の選択肢を増やしたいという理由で編入を志す学生が増えています。ただし、就職も進学もそれぞれにメリットとデメリットがあります。後悔しないためには、自分に合った進路を早めに考え、計画的に行動することが大切です。就職のメリットデメリットメリット1:就活が楽高専卒業後すぐに就職する最大のメリットは、高専の就活へのサポートが非常に手厚く、多くの場合学校推薦で大手に内定が決まるという点です。実際に高専時代は就職希望のクラスメイトの多くが第1希望の企業に学校推薦で、4~5月に内定が決まるというケースが多かった印象があります。メリット2:金銭的な余裕もう一つの大きなメリットは早い段階で安定した収入を得られることです。20歳前後で正社員として社会に出られるのは大きな強みであり、同期の大学生よりも早く実務経験を積むことができます。就職した友達と一緒にご飯に行くと多めにお金を出してくれるのは本当にありがたいです(笑)デメリット1:大卒、院卒との差一方でデメリットも存在します。大卒や大学院卒と比較すると、昇進や給与の面で差が生じる可能性があります。また、研究職を目指したい場合や海外でのキャリアを考える場合、学歴が制約になることもあります。デメリット2:日々の忙しさや時間の制約就職したばかりの研修では比較的時間が確保できますが、研修が終わると残業することも増えて忙しくなります。金銭的な余裕から趣味や飲みにお金を使えるようになりますが、進学した場合と比べると自由に使える時間が圧倒的に少ないです。また、学生の時とは異なるタイプの人間関係の構築と、社会人に伴う責任にギャップを感じてしまうことも多いです。進学のメリットデメリットメリット1:勉強や研究の最高の環境大学へ編入学するメリットは、専門的な知識をさらに深められる点にあります。高専で習った内容をさらに深堀した内容の講義を、その分野を専門とする先生から受けることができます。そして高専では考えられないような、高度な設備と潤沢な資金の下で研究ができます。これは、技術職や研究職に就く人には非常に貴重で有用な経験になります。また自由に使える時間が多いため、学校の授業以外にも自分の好奇心の赴くままに勉強ができます。メリット2:キャリアと選択肢が広がる大卒、大学院卒の資格を得ることでキャリアの選択肢が増え、総合職や研究職を目指す道も広がります。高専から編入する大学は難関大も多く、有名な研究室もたくさんあるため自分の経歴に拍がつきます。大学生は高専生に比べ就活が大変だと思うかもしれませんが、編入生の多くは大学院の修士課程まで行って研究室の教授の推薦で就職するというルートが王道なので安心してください。メリット3:キャンパスライフを楽しめる人のよっては最大のメリットになるかもしれません。大学生活を楽しめます。大学院や卒業前は研究が忙しいときもありますが社会人と比べると圧倒的に時間に余裕があります。バイトやサークル、友達との旅行や好きな分野の勉強など人生最後の青春を謳歌できるのはかなり魅力的です。デメリット1:編入試験が大変ただし、進学にはデメリットもあります。まず、編入試験に向けた勉強の負担が大きいこと。専門科目や英語など、高いレベルを求められるため早めに計画を立てて、継続して勉強する必要があります。友達が内定をもらって遊んでいる中、図書館で毎日勉強するのは地味に辛かった記憶があります。デメリット2:金銭的な負担就職したら給料を貰えますが、進学したら学費を払う必要があります。一人暮らしの場合は生活費もかかるので奨学金を借りる学生もいます。最近では民間の給付型奨学金や、多子世帯の授業料免除などの制度が充実しているのでうまく活用することをおススメします。就職に向いている人「早く働いてお金を稼ぎたい」「行きたい企業が高専からならいける」といった場合には就職を選んだ方がいいです。早く社会に出て、経験で大卒と差をつけるという戦略もありです。また、行きたい企業の学校推薦がある場合は高専というブランドを利用して就職するのは高専生の特権です。編入に向いている人大学でさらに深い学びを得たい、選択肢を広げたい、将来を考える時間の猶予が欲しいという人には大学編入が向いています。大学院レベルの研究をしたという経歴や、研究職には院卒が求められるといった背景などにより、編入が必須となる人も少なくないと思います。また、選択肢が広がり時間の猶予ができるという理由から、進路を決めかねている人や、就職する前にまだやりたいことや経験したいことがあるといった人にも進学をおススメします。以下の記事では高専卒と大卒との比較を平均年収などのデータを用いて詳しく行っているので是非参考にしてください!!➡️【高専からの進路選択について考えよう!】迷ったら編入を選んだ方がいい理由編入は選択肢が広がり、自分のやりたいことに使える時間が増えます。さらに、今の時代は国公立や有名私立を卒業した理系の人材は特に重宝されるという背景から、迷ったらいったん大学に進学するのもありだと思います。これはあくまで自分の経験ですが、就職した人の中には一定数「進学しておけばよかった」という人がいます。しかし、編入したことを後悔したという人は今のところ聞いたことがありません。就職は大学を卒業してからでも可能ですが、大学進学のタイミングは限られています。進路に迷ったとき、一旦進学しておこうという考えなら、進路選びの後悔は少なくなると思います。しかし、編入試験にはかなりの労力が必要とされ、金銭的なことも考慮しなければならないので、家族や先生に相談したうえで進路を決めるようにしてください。以下では編入のための計画の立て方や勉強方法を大まかに解説しています。大学編入の計画と勉強の進め方編入試験は情報が比較的少ないため、計画の立て方や勉強の方法で差がつくのが現実です。以下のような勉強計画を実践すると効果的です。1.まずはTOEICでいいスコアをとるTOEICはスコアが2年間有効であり、高専3年の夏ごろに取ったスコアを使うことも可能になります。TOEICでいいスコアをとることは受験科目を1科目終わらせることを意味します。TOEFLも同じです。英語は短期間で身につくものではないので高専3年生のうちに始めておくことを強くおすすめします。2.参考書で基礎固め自分が受ける科目のごとに、編入試験に特化した参考書を購入して全体的な基礎を身につけましょう。まずは多くの大学に共通する数学の勉強から始めてみることをおすすめします。編入試験では学校のテストよりも難しい問題が出されることがほとんどです。そのため参考書による学力の底上げは必須です。どの参考書を選べばいいかわからないという方は以下の記事を参考にしてみてください!➡️【高専生向け!大学編入のためのおススメ参考書と正しい使い方(数学,TOEIC 編)】3.過去問は必須参考書である程度基礎が身についたら、過去問に手を付け始めてください。編入試験において過去問による勉強は必須であり、多くの大学で、ホームページや学生からの請求により約3~5年分の過去問を入手することができます。過去問の請求は簡単にできるので大学のホームページを確認して必ず手に入れるようにしましょう。学科や大学により難易度や傾向は異なります。過去問を解いて分析し、出題傾向のポイントを押さえることは合格に直結します。4.面接対策も忘れずに編入試験では推薦ではない一般の場合も、面接がある場合が多いです。大学で何を学びたいか、なぜその大学でなければならないかということを明確にして挑みましょう。質問内容は高専での卒業研究について問われることが多いですが、それ以外は志望理由や高専っで頑張ったことなど定番の質問です。筆記試験ほど結果に影響することはないと考えられますが油断はぜず、入念な準備をしてください。おまけ:大学編入には塾がある高校から大学に行く受験生は塾に通うことが一般的ですが、もちろん編入試験にもそれに特化した塾があります。受験における塾のアドバンテージは言うまでもありません。周りと差をつけ有利に編入試験対策を進めることができます。1人での勉強で限界を感じた時にはぜひ検討してみてください。例えば、高専生用のオンライン塾「高専テクノゼミ」では、高専卒旧帝大生を中心とする講師陣から学習指導が受けられます。勉強方法のアドバイスから、難しい過去問の解説まで編入試験のすべてをサポートしてくれます。特に編入試験は過去問の解答が全然無いという難点があるので、塾で得られる情報がかなり有利に働きます。➡️【高専テクノゼミ 大学編入対策】さらに高専テクノゼミでは大学編入模試を実施しています!学校の成績だけでは分からない、編入試験における自分のレベルを判断することができます。ぜひ確認してみてください!➡️【高専テクノゼミ 大学編入模試】【✨限定特典アリ✨】 \ 編入の悩み、LINEで気軽に無料相談できます /志望校選びに迷っている勉強の進め方がわからない編入学の相談に強い人に相談してみたいそんなあなたに、弊塾の編入コンシェルジュがLINEで直接アドバイス!✅ 30分のカジュアル面談OK✅ 無料ウェビナーの案内あり✅ 登録者限定特典あり🔥【今すぐLINEで無料相談👇】または ➡️ [LINE友達追加リンク]【💬公式LINE初回サンプル】【✨限定特典はオリジナル大学編入ガイドです!】まとめ高専卒業後の進路は就職か進学か、どちらを選ぶかで大きく変わります。就職は金銭的な余裕と早く社会経験を積むことができます。大学編入は負担が大きいものの、学びやキャリアの選択肢を広げられる大きなチャンスです。自分の将来像を明確にし、目標に合った進路を選ぶことが大切ですが、迷っているなら編入を選ぶ方が後悔は少ないでしょう。計画的な勉強と正しい情報収集を行い、必要であれば塾の力も借りながら、後悔のない進路選択を目指してください。最後まで読んでいただきありがとうございます!!