理数系科目の難易度が高く、かつ専門科目も増えてくると科目数がとても多い高専。計算系科目、暗記科目、実践科目をどのように勉強したら最も効率よく勉強ができるか、気になりませんか?僕は高専で4年間努力で1位を維持してきました。才能によるものでは有りません。特に低学年の時は学年の誰よりも勉強していた自負があります。そして学年が上がるごとに、効率的な勉強法を身に着け勉強時間はかなり短くなりました。具体的には一年生の頃はテストの1か月前からテスト週間のような勉強を始めていましたが、4年の頃になると1週間半ほどの勉強で安定して1位をとれるようになっていました。勉強はすればするほど効率が良くなっていきますね。今回は僕が実際に行っていた勉強法を3つに絞ってご紹介します。教科書を徹底的に読み、公式はすべて導出する教科書を徹底的に読み解く。これは基本にして本質の勉強方法だと思っています。教科書はみんなが購入するもので、成績上位を狙うためには教科書じゃない独自の教材が必要だと思っているかもしれません。しかし教科書とワークだけで十分安定して1位をとれます。それでは教科書でどのように勉強するのか。まず、とことん読み込んでください。一語一句、公式の背景、理論の応用先、コラムすべて読んでください。次に理数系科目の場合、公式はすべて導出してください。公式は暗記するものではなく、あくまで便利なツール程度にとらえておくほうがいいでしょう。数学の細かい勉強法についてこちらのブログで詳細に紹介しています。併せて読んでみてください。 http://techno-semi.site/?p=301分からないところを先生・友達に聞きにいく分からないところは先生や友達、先輩に聞きに行ってください。先生に質問しに行くことに抵抗を覚える人も多くいるようですが、僕は編入試験対策時は1日2回は数学の先生と英語の先生の研究室に通っていました。編入試験対策以外でも、わからないところがあった時、たいてい放課後に研究室に行って質問をしていました。人に勉強を質問することは面倒と感じるかもしれません。しかし人に「この問題のここがわかりません」と聞くことは、勉強を進めるためで非常に有効です。なぜなら「自分がわからないポイントを把握すること」ができたら勉強の8割は終わっているからです。わからないことを把握することができたら、あとはそれを解決する方法を探すだけです。「わからないことがわからない」という状態が最も危険で非効率です。わからないところを把握するためにも、積極的に質問しに行きましょう。人より先に勉強を始め勉強を人に教える最も効率的な勉強方法は勉強を人に教えることです。人に勉強を教える際には、体系化して教える必要があります。それが勉強において非常に役立つのです。勉強を積極的に人に教えましょう。とはいえ、あまり成績が良くなかった人がいきなり人に勉強を教えることは困難だと思います。そこで一点アドバイスです。人より少し先に勉強を始め、テスト週間になったらその知識をみんなに教えてあげましょう。きっと喜ばれます。僕もテスト週間までにある程度知識をつけておき、テスト週間になったら毎日放課後教室を開き、みんなに勉強を教えることで自分が勉強をしていました。人に勉強を教えることで勉強になるというwin-winな関係をクラスメイトと築いていきましょう。まとめ以上、僕が高専の5年間で培ってきた最適な勉強法についてご紹介しました。いかがでしょうか。少しやる気が出てきましたか?もし真似したいと思うことがあれば必ず実行してください。この記事を見つけれる人はクラスの10%程度です。そしてこれを実行するのは100人に一人でしょう。あなたが実践することで、周りに比べ圧倒的に学力で差をつけることができます。早ければ早いほどいいです。ぜひ上記方法の勉強をしてみてください。これからも勉強法の解説記事をどんどん上げていきます!