高専についてこのような噂を聞いたことがある方も多いと思います。高専は留年率が高い高専は卒業するのが難しい高専は勉強に追いついていけなくなったら落ちぶれる今回は実際に高専に通っていた筆者が見た高専の留年の状況と、その原因について解説していきます。高専の留年率は3割といわれているが本当なのか?はっきり言います。高専は留年率が高い。これは紛れもない事実です。現在高専生の方はそれを身に染みて感じているでしょう。僕は地方の高専に通っていましたが、5年間の高専生活で40人のクラスのうち6人(全体の15%)が留年しました。これでも成績がいいクラスです。僕の二個上の代では高専3年から4年に上がるときに40名クラスのうち14名(全体の35%)が留年・退学するという事例が発生しました。たった一年間でクラスの35%がいなくなるという状況ははっきり言って異常です。もちろん高専によって留年率は大きく変わります。現に旭川高専は平成29年までの3年間で全学生の2%程度が留年したと公開しています。ほとんどの高専の留年率が公開されていないので断言はできませんが、体感&人の話を聞いた中では、旭川高専はかなり留年率が低い高専に属すと考えます。全国で多くの高専生が留年の危機に瀕しています。高専の留年率の高さの原因3選!!さて、なぜ高専の留年率はこんなに高いのでしょうか。3つの原因を紹介します。テストの科目が多いまず一つに圧倒的な科目数があげられます。高専では一般科目(国語、数学、社会など)に加え専門科目(機械・情報・土木など)を学びます。そのためピーク時は一度に15科目ほどのテストを受ける必要があります。テスト期間中、3科目のテストを5日間受け続けるというのが高専の現実です。これは一般の高校生、大学生でもありえないテストの密度だと思います。(冗談抜きで東大のほうが圧倒的に楽。)テストが難しい高専のテストは難しいです。理数系科目は特にレベルが高い。のちに東大に合格した僕も一年生の時には数学で70点台を連発しました。(ちなみにその時のクラス平均点は40点台)高専の欠点(単位を落とす点数)は60点なのですが、クラスの過半数が単位を落としたという科目も多々ありました。高専は入学することすら簡単ではないですが、そのようなハイレベルの学生の過半数が単位を落とす科目に高校一年生から挑む必要がある。高専のツラさは今の僕でもトラウマです。塾がない最も大きな問題は、塾がないことです。僕が高専テクノゼミを立ち上げるまで、高専の進級を主目的とした塾は日本に一つもありませんでした。これは致命的な点だと思っています。これは個人の考えですが、勉強とは勉強の仕方を探求する作業です。勉強の仕方を先輩・講師から教わる中で自分に合った勉強方法を見つけること、これが勉強です。一度自分に合った勉強法を見つけることができれば、どの教科でも独学で学ぶことができます。高校生で自分の勉強方法を確立できている人は全体の1%未満でしょう。高専のような熾烈な競争・留年環境の中で自分に合った勉強方法を教わる場が一つもない。このような状況に僕は大きな危機感を抱いています。そこで、立ち上げたのがこの高専テクノゼミです。高専のOB・OG、先輩方から進級(・将来的には編入試験にも)に特化した塾を日本初で立ち上げました。講師陣は高専から東大に編入した講師やTOEIC800超えの講師、慶応医学部のベテラン家庭教師をはじめとする厳選教師です。ご興味がある方はこちらのフォームから気軽に無料相談を申請してください。無料相談はこちらまとめ以上です。高専はとてもいい学校です。しかしその良さを享受できるのためには、相応の勉強をする必要があります。一緒に勉強をしていきましょう。