英語の能力を上げるためには純粋に多くの勉強時間を投じる必要があります。しかし、TOEICは英語力が決して高くなくても戦略的に高得点を狙うことができます。今回はTOEICを勉強する理由、および戦略的にTOEICの点数を高める方法を解説します!高専生の弱点は英語とTOEIC2019年のTOEIC公式の調査によると、高専生のTOEIC公開テストの平均スコアは、460点です。それに比べて、高校生:492点、大学生:574点といずれにしても高専生を上回っています。高専生は全国平均で見ても大きく英語力・TOEICの点数が低いのです私の高専在学中のTOEICの点数は4年生の12月時で875点でした。875点をとるまでたくさん勉強をしましたが、勉強開始からたった1年半で点数を350点近く上昇させました。英語力が低い高専において、TOEIC点数が600点を超える人は、就活・進学にて圧倒的な優位に立てます。企業は特に「高専生は英語力が低い」と決めつけているので、とても驚かれ採用されやすくなります。そしてそのような人材は入社後も海外のプロジェクトに積極的に配属され、加速度的に出世します。僕が高専卒業後に通っている東京大学においても、結果TOEIC点数が高い人が受かっています。700点未満の東大編入生を知りません。(ちなみに東大内部においても700点を取っていたら相当高い部類に入ります)ここで伝えたいのは、TOEICの正しい勉強法を知り、戦略的に勉強した人は高専内外においてとても光る存在になるということです。それでは僕が1年半でTOEICを875点に向上させた勉強法を、3つに分けてご紹介します!とにかく単語を暗記するTOEICの点数が500点未満の人はとにかく単語を暗記してください。単語力が一定以上ある人は決してTOEIC500点を下回りません。断言します。僕は3年生の夏休みを利用してTOEICの単語を1000個覚えました。それだけでTOEICの点数は150点上がりました。夏休みはおよそ30日間なので、一日30単語覚えていました。自分は記憶力に自信がないから難しいと思いましたか?記憶力に自信がない人の多くは、①思い込み ②正しい記憶方法を知らない のどちらかです。僕がいろいろな本を読み、独自に編み出した単語の勉強方法はこちらのページで詳しく回答します!http://techno-semi.site/?p=420#pageテキストを二回ずつ解くときに時間計測を工夫するTOEICを一度解いたことがる人はわかると思いますが、TOEICのリーディングパートは時間が足りません。僕も初めてといたときに100問中30問解けずに終わり、落胆したことを鮮明に覚えています。ではどのようにしてスピードアップするのか。そんな状況の人にお勧めなのが、TOEICテキストを(最低)二回解くことです。それもただ二回解くだけでなく、一回目は時間を測って本番通り、二回目はじっくり時間をかけて解いてください。一回目は時間を測ることで実際のテストでのスピード感を知り、現在の力量を測ります。二回目は一つ一つの単語を調べ、文法を調べながらじっくり解くことで今の自分の苦手を克服します。このような勉強を繰り返すことで、リーディング力は高速に向上していきます。シャドーイングでリスニングアップしようリスニングのアップはシャドーイングが効果的です。シャドーイングとは、聞こえてきた音声のすぐあとを追って同じ音声を発するという英語の勉強法です。過去に解いた問題のリスニング音声を追って発音することをひたすら続けてください。これは電車の中など移動中にしやすい勉強の一つです。ここで重要なのが、しっかり発音すること。ごまかさないことです。自分が発音することができない音は、聞き取ることができません。聞き取れなかったところは何度も再生させてわかるまでシャドーイングを繰り返しましょう。まとめいかがでしたか?TOEICは英語力とは直結しません。TOEICに適した勉強をすることで短期間で点数を数百点あげられます。(逆にTOEICの点数が高いことと英語力が高いことも関係ないことが多いです)TOEICを勉強することで、特に高専においてはライバルを出し抜き、全国的に輝く人材になることができます。これを機にTOEICの勉強をしてみませんか?ほかにもTOEICやほかの強化の勉強法についての記事を上げていきますので、他の記事もぜひ見てみてください!