高専の勉強、難しく感じていませんか?普通高校の学生と比べ理系科目の難易度は高く、そのうえ低学年から専門科目を学べる高専において ・中学の頃と比べて全然成績が上がらない ・そもそも勉強方法が分からない ・とりあえず欠点回避を目標にしよう そのように考えている学生は多いと思います。 しかし、そんなことを言ってテスト前に焦って勉強しているようでは高得点どころか、欠点回避すら怪しくなり、いつの日か留年が見えてくるなんてことも・・・ そこで現役大学生で、高専在学時は5年間学年1位の成績をキープし、成績はすべてオール優だった筆者が高専で高得を点獲得できる勉強法の極意を紹介します。 ポイントは以下の3点です。 教科ごとテストごとにノートを切り替えよう!勉強が苦手な人に多いタイプが全ての教科を1冊の「なんでもノート」で勉強している人です。これではどこに何をを勉強したのか分からずあとで振り返りができません。そもそもノートの作成の目的は後で振り返ることです。なんであの問題を間違えたのか、この問題はなんでこんな解き方をしているのか、あの時先生が書いていたポイントはなんだったか、そういったことを振り返るためにノートは必要になってきます。 振り返るということは勉強法において基本中の基本です。例えば高専では、低学年で習ったことを高学年で応用するなんてことが数学・物理・専門科目ではよく出てきます。そういった時に、「なんでもノート」からいちいち解法を探す、ポイントを探すのは時間の無駄になってきます。また探せなかった時は、教科書を見て再度復習する必要が出てきます。そのため、教科ごとテストごとにノートを切り替えるというのはとても大事なことだと僕はは思います。自分で問題を作ってみよう!「暗記科目の勉強方法がわからない」、こんな経験1度はないですか?暗記方法の良し悪しというのは人によって異なります。聞いて覚える、見て覚える、手で書いて覚える、このようにさまざまなタイプがありますが、「自分の暗記方法がどれなのか分からない」、そんな人は次に挙げる方法をチャレンジしてみてください。 それは自分で問題を作ることです。自分で問題を作ることで、非常に効率的に学習することができます。なぜならこの手法は上記の3つの覚え方を1度にできる(ノートやテキストを目で見て、口で読みながら、ノートに問題を作る)方法で、かつ、作っていく回数をこなすうちに、「このテストではこんな問題が大事そう、出そう」といった具合にテスト問題を予想できるようになります。つまりテスト問題の分析能力向上にもつながるとても良い勉強法です。ぜひ挑戦してみてください。過去問は勉強の最初と仕上げにつかえ!過去問を見て勉強する、ということはとても大事なことです。しかし、過去問だけに頼った勉強法は非常に危険です。そもそも過去問において、この問題を解けるようにすればテストでは高得点が取れる!といった発想自体が間違いなのです。 過去問は完璧にしたからテストは安心だと本番のテストで全然問題の傾向が違った・・・なんて経験がある方はいませんか?また、そんなときでも高得点を取る友達が周りにいませんか? 常に成績上位が取れる人は、過去問を勉強の方針の確認程度に使います。具体的には過去問の内容を確認した上で、教科書やワーク、プリントの問題にとりかかり、テストで聞かれないような問題はあえて捨てているのです。つまり、過去問を分析することで問題の取捨選択を行い、万全の体制でそのテストに特化した勉強法を行なっています。そして、勉強を行なった上で仕上げとして過去問を解いています。 過去問だけに頼っている人は、テストで点がとれない科目が出てくるだけでなく、高学年次で応用力が効かず問題が全く解けない・・・なんてことにもつながります。しっかり過去問を分析して、類似の問題に取り組みましょう。まとめ以上、高専で5年間一位をキープした僕の勉強法や、成績が振るわない人によくありがちなミスを紹介しました。いかがだったでしょうか。中学ではあんなに勉強ができていたのに高専難しすぎる!!なんて人もいたかと思います。でもこの記事を見つけたあなたはラッキーです!ぜひ実践して自分の勉強方法を確立し、ライバルに差をつけていきましょう。勉強は「習うより慣れろ」です。ぜひ今日からチャレンジしてみてください。